2021年1月開設!

【目指せメンタル美人】男性からのプレゼントに不満を抱く女性が知っておきたい3つの心構え(4)

ゆにこん@幸せクリエイターです。

前回の記事では、

男性から女性のプレゼントの背景にある3つのパターン

①損得勘定や借り意識のない状態で用意したものなのか?

②借り意識やプレッシャーを感じて用意したのものなのか?

③負い目や謝罪の気持ちがあって用意したものなのか?

のうち、②の心構えについて解説しました。

今回は、③の 負い目や謝罪の気持ちで用意したプレゼントの受け止め方、と私の経験談をケーススタディとして紹介していきます。

この記事は連載です。
まだ読んでいない人は下記を一読してから読み進めてください☆

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目次

負い目や謝罪の気持ちで用意したプレゼント

③-1 男性にとってプレゼントは、女性の機嫌を取るための王道手段

負い目や謝罪の気持ちを表したプレゼントとは、

例えば、女性とのデートの約束をすっぽかしてしまい、不機嫌になっている女性に対するお詫びの気持ちなどから用意されるプレゼントのこと。

たいてい、受け取る女性の側も思い当たる節があり、これまで紹介してきた①や②のケースよりもわかりやすいはずです。

昨晩ケンカしてから妻が全然口を聞いてくれない。。。
今日ケーキでも買って帰るか。。。

誕生日にデートする約束だったのに、仕事でドタキャンしたせいで彼女がカンカンに怒ってる…。花束をプレゼントしたら少しは機嫌戻るかな…。

男性にとってプレゼントは、女性の機嫌を取るための王道手段。

男性は何事も勝負で捉える傾向があり、男女のケンカにおいても自分の「負け」を認めたくない生き物です。

そのため、いったん不機嫌になった女性にむやみにへりくだったり、言葉で謝罪することを極力さけようとします

負けを認めて「ごめんなさい」と口にしたら最後、自分が常に弱い立場になって虐げられてしまう恐怖を感じるのです。

そして、その傾向が強い、プライドの高い男性ほど、謝罪の気持ちをプレゼントなど言葉以外の方法に託そうとします。

「ごめんなさい」が言えない男性、本当に多いですよね…
回りくどいことをしなくても、素直に謝ってくれたほうが仲直りは早いんですけどね(笑)

③-2 負い目や謝罪の気持ちで用意されたプレゼントは、とにかく「素直に」受け取る

唐突に目の前に出された「お詫びのしるし」。

これに対する女性の反応は、一択

素直に受け取ることです。

趣味に合わない花束だとしても、いつでも買えるコンビニスイーツだとしても、です。

そんなもので私の機嫌が元に戻るとでも思って!?

怒りがおさまっていない場合でも、受け取るという最低限の反応はしましょう。

ここでイヤミをいったり、無視したり、好みではない、などとネガティブな反応をするのはご法度です。

プレゼントを素直に受け取るあなたを見た男性は、プレゼント作戦が功を奏したと、心の中でガッツポーズをとっているに違いありません。

意外と簡単に機嫌が戻ったぞ。
この手は使えるな…

そして、バカの一つ覚えのように、ケンカのたびにプレゼントを渡してくるようになるかもしれません。

それでいいんです。

フォーカスすべきはプレゼントの内容ではなく、男性が自分から仲直りしたいと意思表示している点です。

つまり、プレゼントを受け取る=相手を許す、水に流すという意思表示なのです。

(逆に、ネガティブ反応するということは、仲直りする気がないという意思表示になってしまいます)

意地を張ったり、上から目線になったりせず、孫悟空を手のひらで遊ばす釈迦のように、大きい器で構えたいところですね。

【まとめ】心構え その3

③のケースについての心構えをまとめます。

心構え:その3

男性が女性に対し、負い目や謝罪の気持ちで用意したプレゼント
言葉で謝罪することが苦手な男性が、自ら仲直りしたいという意思表示
なので、素直に受け取る

どんなプレゼントであれ、ネガティブな反応をするのはNG
⇒仲直りする気がない、許さないという意思表示になってしまう

【ケーススタディ】人づてに渡された、謝罪のヴィトン

今回ご紹介するエピソードは、ある男性から謝罪のプレゼントをもらった経験談です。

この出来事には本当に困り果て、
転職を考えていたことを思い出します。。。

20代会社員だったある時期、私は主要クライアントの社長から猛烈なアタックを受けていました。

その社長には妻子がいたにも関わらず、です(汗)

初めてご挨拶に伺った時は、そんな素振りはまったくありませんでしたが、

何度か訪問しているうちに、目に止まったのでしょう。

仕事の打ち合わせで、クライアントの営業マンと喫茶店で話していると、

営業マンの電話が鳴り、社長がやってきます。

社長

今、ゆにこんちゃんと一緒?

という探りが営業マンに入るのです。

「いない」って言ってください。。。

と何度突っ込んだかわかりません。

しかし、いち営業マンが社長に嘘をつけるわけもありません。

当時は仕事終わりに仕事関係の人達と飲みに行くのも日常茶飯事で、

私が飲み会の場に参加していることも、社長はしっかりキャッチして登場しました。

ちなみに、打ち合わせや飲み会には、私の会社の上司が同席することも多くありました。

当然上司もその光景を見聞きしていますし、相談して困っていることも伝えましたが、

相手がクライアントの社長となると、ぐうの音も出ない様子。

上司

困ったねぇ。。。
ま、なんとかやり過ごすしかないよね

と、なんの対処もしてくれませんでした。

クライアントの営業マンにも相談しましたが、

クライアント営業

いやぁ、、悪いけど俺には何もできないよ。。。
だって社長だよ?
社長にやめてくださいなんて、口が裂けても言えないでしょ

と、こちらも取り成す気はまったくなし。

男は権力に弱いんだな、と情けない気持ちになると同時に、
私がどうなろうと彼らには関係ないことなんだ…
と悲しくなりました。

自分で解決もできなければ助けてくれる人もいない、孤立無援状態。

はじめは、同じ空間に現れて一緒に過ごすだけだったので我慢もできましたが、

いつの間にか電話番号がバレて(犯人は1人しかいない)、直接アプローチされるようになりました。

クライアント営業

ごめん、聞かれたから教えないわけにもいかなくて…

私は、パワハラとセクハラが同時にやってきた感覚に襲われました

こんなこともありました。

社長

見せたいものがあるから、
○時にうち(会社)に来てくれる?

呼び出されて行くと、私を出迎えた社長はタクシーを止め、乗ってと一言。

着いた先は、都心一等地の高級マンション。

社長

ここに住まない?
タダで貸してあげるからさ♪
会社も近いし、便利でしょ?

え。。。
あ、
いや、
じ、実家の親が厳しくて…
ひ、一人暮らしはちょっと…

これにはさすがに驚きました。。。

ここに住んだら会社まで徒歩10分だし、かなり優雅だな、と一瞬だけ想像しましたが(笑)

不倫する気なんてさらさらなかったですし、なんとか穏便にその場をやり過ごし会社に戻りました。

それでもめげない社長は、ついに強行作戦に。

いつものように私が参加している飲み会の情報を聞きつけてやってきた社長は、

私が1人になったところを狙って追いかけてきて、いきなり壁ドンからのぶちゅーっとキス!

さらに手を掴んで私をさらって行こうとしました。。。

突然すぎてキスを避けることはできませんでしたが、なんとか説得してみんなのいる席に戻り、社長が先に帰るまでずっと店に居残りました。

さらに社長のアタックは続きます・・・

その後、社長と2人っきりになりそうなシチュエーションを徹底的に避けて過ごしていたところ、

社長から一通のメールが届きました。

社長

明日11時、銀座のティファニー前で。
ずっと待ってるから。

私は「ずっと待ってる」というメッセージに震え上がりました。

社長は私が避けていることを知っていて、賭けに出たのでしょう。

無視すれば、「会社の主要取引先の社長」を日中店の前でずっと立たせ続けることになるわけです。

困り果てた私は、ダメ元でクライアントの営業に電話をしました。

あの、、社長から。。

(メールについて伝える)

…私、行きたくないんですけど、なんて答えたらいいですか

クライアント営業

そーれーはー
まいったなぁ。
でも、行かないのはまずいよねぇ。

いやいや、でも絶対に行きたくないです・・・

クライアント営業

じゃあ僕が社長に電話して。。。
いや、ダメだ。
僕がメールの内容知ってること自体おかしな話だし。

助けも得られず、結局私は社長のメールを無視しました。

精神的に追い込まれてきた私は、いよいよクライアントの打ち合わせに行けなくなり、

社長が同席必須のイベントのある日は会社を休むようになりました。

社長の電話も、ついに着拒です。

この私の反応にはさすがに上司もクライアントの営業マンも慌てたようで、

2人で社長に直談判に行ったそうです。

上司から、社長は今後私に個人的な接触はしないと約束してくれた、との連絡がきました。

そして後日、例の営業マンから

クライアント営業

ゆにこんちゃん、ホント何にもできなくてごめんね。
もう大丈夫だと思うから。

あとこれ、社長からゆにこんちゃんに渡してって。

と、紙袋を渡されました。

明らかにルイ・ヴィトンの紙袋です。

いやいや、受け取れません。。。

と断るものの、

クライアント営業

断られても持って帰れないから(笑)
社長、あの日本当に待ってたみたいよ。
最後だと思って受け取ってあげて。

えええ…
本当に待ってたんですか(汗)

中には、(まったく好みではない)ヴィトンのバッグと、メッセージカードが入っていました。

書かれていた内容をまとめると、

・とにかく純粋に好きだった

・いい歳して、好きだという気持ちを抑えられなかった

・困らせてしまってごめんなさい

・些細なものですがお詫びとして受け取ってください(ヴィトンのバッグ)

・これからもよろしくね


というものでした。

私は会社を辞めるしかないというところまで精神的に追い詰められていましたが、

瀬戸際で上司とクライアント営業マンが働きかけてくれたおかげで、社長の暴走がおさまりました。

クライアントの社長や営業マン、上司の顔を立てる気持ちもあり、私は今回の件を穏便に済ますことにしました。

約束どおり、社長はその後一切接触してくることはなくなり、顔を合わせることがあっても、紳士に挨拶する程度になりました。

私はこれまでどおり仕事ができるようになりました。

そして、例の営業マンは昇進して新会社を任されることとなり、私はその会社とも良好な取引関係を築きました。

ちなみに、プレゼントは受け取りましたが、使わず処分しました(汗)
謝罪のプレゼントの一例として、ご紹介しました。


番外編: カモフラージュで用意されたプレゼントに要注意

ここからは番外編です。

男性は、後ろめたい隠しごとをカムフラージュするためにプレゼントを用意する場合があります

例えば、

パートナーに地方出張と嘘をついて浮気相手の家にお泊り。アリバイづくりのために、アンテナショップで見繕ったお土産を渡す。
借金で首が回らない生活を送っていることを隠して付き合い、借金で高価なプレゼントを贈り、見栄を張る

といった心穏やかでないケースです。

これまで紹介してきた中では、比較的「あなた好み」だったり「高価なもの」、思いがけない「サプライズ」として贈られ、見破ることが難しいのもこのパターン。

ぬか喜びにならないよう、受け取る側も慎重にその動機を観察する必要があるのです。

まずは、プレゼントを用意される前後の彼の行動をチェックし、

プレゼントの経緯や想いをそれとなく探ってみましょう

話を掘り下げても違和感を感じなければ、素直に受け取ればよいです。

しかし、彼に隠しごとがある場合、話していくうちにあやふやな部分が出てきたり、齟齬が生じてきます。

「何か怪しい…」と第六感がささやくようであれば、その直感に従って徹底的に探りましょう

何か引っかかるけど、追求したら気まずくなりそう…
気づかないフリした方がいいかなぁ

こういう時、関係悪化を恐れて気づかないふりをする女性は少なくありません。

ですが、その選択は正しい選択とはいえません。

本来、あなたを大事な存在と思ってくれるのであれば、後ろめたいことはしないはずです。

ふぅ、バレなかった。。。
プレゼントでごまかせたぞ…

また、こうしたケースでは、男性が自分のしていることに対して罪意識が薄い可能性もあります。

あなたが気づかなければ、もしくはあなたが気づかないふりをした分だけ、未来の大切な時間を消耗することになり、相手はますます調子に乗っていくことでしょう。

自分を大切に思うのであれば、自分がされて嫌だと思うことをされていたならば、

これを機に自分の気持ちを伝えて話し合うことをおすすめします。


「男性からのプレゼントに不満を抱く女性が知っておきたい3つの心構え」の連載は以上になります。

男性からのプレゼントにモヤモヤしないための心構えを習得し、メンタル美人を目指しましょう!

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この記事を書いた人

「ハッピー!」な人生を歩むために七転び八起きする幸せクリエイター。
日々を幸せに過ごすために役立つ情報や子育ての日常を自身の経験をもとに発信しています。すべての経験は幸せに続くと信じて「ハピネスリテラシー」を向上させていきましょう☆

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