こんにちは、ゆにこん＠幸せクリエイターです。
前回の記事では、
◎女性にとってのプレゼント
＝コミュニケーションツール＆存在価値の証明
◎男性にとってのプレゼント
＝損得勘定＆貸し借り意識を作る煩わしいもの
⇒男性からのプレゼントにまつわる女性の不平不満の多くは、このプレゼントに対する男女の認識のズレが原因
というお話をしました。
これを受けて、今回は、
男性からのプレゼントにモヤモヤしなくなるための心構えについて、
私自身の体験談をケーススタディとして紹介していきます。
この記事は（1）の続きです。
まだ読んでいない人は下記を一読してから読み進めてください☆
男性が女性に贈るプレゼントには3つのパターンがある
「ポイント」を踏まえたうえで、男性からプレゼントをもらった時は、下記の3つの背景のうちどちらにあてはまるプレゼントなのかを考えてみましょう。
男性が女性に対し、
①損得勘定や貸し借り意識のない状態で用意したものなのか？
②借り意識やプレッシャーを感じて用意したのものなのか？
③負い目や謝罪の気持ちがあって用意したものなのか？
この3つのパターンにそれぞれ必要な心構えがあります。
1つずつ解説していきます。
① 損得勘定や貸し借り意識なく用意されたプレゼント
①-1 損得勘定や貸し借り意識なく用意されたプレゼント＝ズバリ「好意の象徴」
損得勘定や貸し借り意識のない状態で用意されたプレゼントは、あなたへの「好意の象徴」です。
先ほどもお話ししたとおり、男性は損得勘定や貸し借り意識を持つことが煩わしいので、基本的にプレゼントをすることもされることも好みません。
そんな男性が、誰に頼まれるでもなく自発的に女性にプレゼントを用意するということは、
女性に対し、その煩わしさを超越するほどの力が働いているということです。
フォーカスすべきは、プレゼントの内容よりも、その原動力。
プレゼントの内容が何であれ、プレゼントを用意する行為の裏には、
あなたの喜ぶ顔がみたい／仲良くなりたい／付き合いたい／身体がほしい／結婚したい／愛人になってほしい／など踏み込む度合いは人それぞれでしょうが、
「あなたからの好意を獲得したい」という明確な目的があるのです。
ここで理解してほしいことは、男性にとってプレゼント探しは、女性がプレゼント選びをする時のワクワク感やお気軽感とは程遠いものであるということです。
例えば「プレゼントに花束を買う」ことは、女性にとっては何でもない行為でも、男性にとっては”好意の象徴”を持って歩くようなものですから、顔が赤くなるほど恥ずかしくハードルの高い行為です。
そうした人目も憚らないほどあなたに伝えたい想いがある状態でしょう。
逆に、用意周到・恥ずかしげもなく女性にプレゼントを贈ることができる男性は、場数をこなしてきた人や、寄ってくる女が絶えないモテ男の可能性大
①-2 プレゼントの中身ではなく相手の想いにフォーカスする
ここで改めて重要なポイントは、
プレゼントの内容や値段にフォーカスするのではなく、相手の想いにフォーカスするということです！
もしあなたが男性からプレゼントをもらって、その内容にモヤモヤするとしたら、
その理由はおそらく、プレゼントの内容や値段、つまり商品価値とあなたの価値がイコールであるかように受け止めるから(プレゼントが自分の価値に見合ってないと感じるから)です。
ここで質問です。
1000円のハンドメイドの指輪と100万円のハイブランドの指輪があったとしましょう。
あなたは、
1000円の指輪を用意した男性に落胆しますか？
100万円の指輪を用意した男性に心が惹かれますか？
1000円の指輪をもらった自分には1000円の価値しかない（と相手に思われている）と感じますか？
100万円の指輪をもらった自分には100万円の価値がある（と相手に思われている）と感じますか？
どうでしょう？
そう感じると答える女性はきっと少なくないと思います。
でも、もしそう感じるのであれば、
あなたはこの先、プレゼントをもらうたびにかなりの頻度でモヤモヤすることになるでしょう……
なぜなら、
根本的な問題は、プレゼントの内容ではなく、
あなた自身が、自分の価値を、モノの価値ではかろうとしていることにあるからです！
本来、人の価値はモノではかることなどできません。
その錯覚に陥っているかぎり、
常に他人やモノに自分の価値判断をゆだねることになり、一喜一憂することになるのです。
彼氏や旦那さんに依存するタイプの女性に、この傾向は強いです（この話題は改めて記事にしますね）。
超重要なことをお伝えします。
あなたの価値は、あなたが決めること。
お金やモノでははかれないのです！
さらに言えば、
決して自分に値段をつけてはいけません。
あなたはプライスレスな存在なのです
【まとめ】心構え その1
①のケースについての心構えをまとめます。
◎男性が女性に対し、損得勘定や貸し借り意識なく用意したプレゼント
＝ズバリ「好意の象徴」
◎男性からもらったプレゼントの商品価値は、あなた自身の価値を表すものではない
＝あなたの価値はあなた自身が決めること。プレゼントや他人に左右されないプライスレスな存在。
⇒プレゼントの内容や値段（商品価値）ではなく、そこに込められた相手の想いにフォーカスし、反応すること
女性が、もらったプレゼントの商品価値を自分の価値と錯覚することは両者にとって不幸の始まりです。
男性からもらったプレゼントの価値とあなたの価値は切り離して考え、プレゼントに込められた相手の想いに対してリアクションするように心がけましょう。
そうすれば、どんなプレゼントをもらっても、その内容で心がモヤモヤすることはありません。
続いて、私自身がこの心構えを持つことの大切さに気づかされたエピソードを紹介します。
【ケーススタディ】彼から旅行みやげでもらった「フクロウの置物」に込められた想い
それはみやげ屋の店名がプリントされた小さな紙袋に入っていました。
当時付き合っていた私の彼が、親友と旅行にいった際のおみやげでした。
私にとっては、初めてもらう彼からのプレゼントです。
ありがとう。なんでふくろうなの？
ふくろうって縁起がいいっていうじゃない？
なるほどね。どこに飾ろうかな…
いわゆるオシャレな街に暮らしていた私の部屋のインテリアは、こだわりのフレンチカントリー。
正直なところ、プレゼントは和のテイストで部屋の雰囲気と合わないと感じました。
この時の私の心境は
私の部屋も趣味も知ってるんだから、置物ならもう少し考えて買ってきてほしかったな…
女子ウケしそうな、オシャレなものはなかったのかな。。。
という感じでした。
置き場に困った私は、トイレの窓際にこの置物をそっと飾りました。
まだ本音をズバッといえる関係でもなく、
私は、彼のおみやげチョイスに若干、心がモヤモヤしていました。
間に合わせで買ったような感じもするし…
値段も高そうなものでもないし…
なぜゆえこのチョイスなのかしら…
など、ネガティブな思考が思い浮かんだりもしました。
ところがです。
そんなおみやげに対する見る目が一変し、私の醜い心にハッと気づかされるきっかけがあったのです。
それは後日、彼と旅行にいった親友と電話で話した時でした。
彼がその親友と飲んでいる時に、紹介がてら電話を替わってくれたのです。
はじめましての挨拶から始まり、話しているうちに彼が酔いつぶれて寝ているということだったので、
女心なども含めてぶっちゃけて相談していました。
これは俺の勘だけど、浮気はまったく心配しなくていいと思うよ。
浮気できるような器用なタイプでもないし、小学校からの付き合いの俺が見てて思うから、まあ大丈夫だよ。
なんでそう思うの？
この前、フクロウの置物もらわなかった？
うんもらった
俺ね、今まであいつと何回も一緒に旅行に行ってるのね
うん
過去に付き合ってた女もまぁいたかもしれない
うん
でもね、俺が知る限りは、今まであいつが女のためにおみやげ探すなんてしたことなかったし、男同士の旅行って、基本女のみやげもんなんて買わないから。
俺がみやげもの買う時は、頼まれたときか浮気のカムフラージュな。仕事でどこそこ行くっていって、東京駅でその辺のお菓子を買ってさ、ごまかす時くらいよ（笑）
でね、あいつは、そんな男同士の旅行にも関わらず、俺を差し置いてあーでもないこーでもない、どれがいいかなってずっと悩んでたのよ
あんな真剣にものを選んでいる姿を見たのは初めてだったよ
俺はその姿を見て、
「これはマジだな」と思った
それが、そのフクロウの置物ね
大事にしな
え…
そうだったんだ…（涙）
教えてくれてありがとう
このエピソードを書きながら、つい思い出して涙がこみ上げてきました（涙）
そんなに真剣に、私を想って選んだおみやげが、このフクロウの置物だったとは。
不苦労…
私の幸せを願って選んでくれたのね
彼の親友と話せたことは、当時の私にとって大きな収穫でした。
おかげで、モノの価値だけを見て批評していた自分を恥ずかしく、醜く感じ、深く反省することができました。
それ以来、どんな人からいただくプレゼントも、決してモノの価値ではなく、その気持ちを受け取ろうというマインドセットができました。
もしプレゼントを表面的な主観で受け止めたり、その内容に不満でも述べていたら、
きっと彼に性格ブスと思われてギクシャクしたかもしれません。
ちなみに、
その彼は、今の私の旦那さんです
（旦那さんは、この親友と私の会話を知りません。もしこの記事を読むことがあったら…ここに反省の意を記していることでお許しください…笑）
いかがでしたでしょうか？
次回は、
男性が女性に贈るプレゼントの2つめのパターンである、
男性が女性に対し、借り意識、プレッシャーを感じて用意した場合のプレゼントの受け止め方
について解説していきます。
男性からのプレゼントでモヤモヤする理由は、ほかにもありますよね？
わかります（笑）
まだまだ続きますのでお楽しみに。
