2021年1月開設!

【目指せメンタル美人】男性からのプレゼントに不満を抱く女性が知っておきたい3つの心構え(3)

ゆにこん@幸せクリエイターです。

前回の記事では、

男性から女性のプレゼントの背景にある3つのパターン

①損得勘定や借り意識のない状態で用意したものなのか?

②借り意識やプレッシャーを感じて用意したのものなのか?

③負い目や謝罪の気持ちがあって用意したものなのか?

のうち、①の心構えについて解説しました。

今回は、②の借り意識やプレッシャーを感じて用意したプレゼントの受け止め方、プレゼントが期待値以下だった時やお返しがもらえなかった時のモヤモヤの解決策について解説し、私の経験談もケーススタディとして紹介していきます。

この記事は(1)(2)の続きです。
まだ読んでいない人は下記を一読してから読み進めてください☆

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目次

借り意識やプレッシャーを感じて用意したプレゼント

②-1 借り意識やプレッシャーを感じて用意したプレゼントに特別な思い入れはない

借り意識やプレッシャーを感じて用意したプレゼントとは、

女性が先に男性にプレゼントを贈っていて、男性的にはそのお返しとしての意味合いをもつような場合です。

女性が男性からのプレゼントでモヤモヤする大半はこのパターンといえます。

このような状況で用意されたプレゼントには、モノとしての価値以外、特別な感情は込められていないでしょう。

ではなぜお返しをするのでしょうか?

それは、自分を不利な立場(借りがある状況)に置きたくないからです。

例えば、女性が贈ったバレンタインデーのプレゼントに対するホワイトデーのお返しはその典型でしょう。

あるいは、付き合い始めの恋人同士で、男性の誕生日が先に訪れて女性がプレゼントを用意した場合もこのパターンに当てはまります。

日常プレゼントをあげたりもらう習慣がない男性にとっては、もらった嬉しさよりも借りができたというプレッシャーを強く感じます。女性のようにワクワクしながらプレゼント選びをすることもありません。

バレンタインデーや誕生日に何かもらったら返さなければいけない雰囲気に抗えず、返さないことに居心地の悪さを感じてしぶしぶお返しを探すのです

プレゼントもらっちゃった、どうしよう

お返し買いに行くのめんどうだな

いくらくらいのプレゼントを買えば満足してもらえるんだろう

何を買ったらいいのか思いつかない

とにかく、プレゼントをもらった後はネガティブマインドでいっぱいです。

女性からお返しの匂わせを感じたり、それとない催促があるものなら

いっそうウンザリします。

彼女好みのものを探し当てるだとか、

サプライズ的なものを期待されると、プレッシャーでいっぱいになります。

困った。早く返さないと…

中には、そのプレッシャーからすぐにでも解放されたいがために、

プレゼントを受け取った瞬間に、相手にお返しに何がほしいか聞いたり、

その場ですぐに買えるもの、返せるものをとりあえずお返しとして渡す人もいます。

過去さまざまな場面で(恋愛関係問わず)男性にサプライズプレゼントを贈った経験がある私ですが、
ほぼ100%の割合で焦った反応をされたり、たまたま持っていたお返しになりそうなものをそそくさと渡されたり、そのまま食事に行ってごちそうになったりしました(汗

とにかく女性からのプレゼントは、嬉しさよりも借りができた意識やお返しの期待を負担に感じてしまうのです。

コラム

バレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈る習慣があるのは日本だけだということをご存じですか?

和文化研究家の三浦 康子氏によると、日本で初めてバレンタインチョコの広告を出したのは1936年の神戸モロゾフ洋菓子店。当時は男女両方をターゲットにした宣伝でしたが、1958年にメリーチョコレートが新宿の伊勢丹デパートでバレンタイン・キャンペーンを開催し、女性から男性へチョコレートを贈ることを提案。


主な買い物客が女性であることや、当時の日本はアメリカのウーマン・リブ運動の影響を受け、女性が恋愛の主導権を握ろうというムードがあり時代を読んだ斬新な提案だったそうです。

日本のメーカーが利益追求を優先し、男女の価値観を無視した提案を習慣化させてしまったがゆえに、大抵の男性がバレンタインデーに自信を失い、大抵の女性がホワイトデーに不満を持ってしまう状況になったと私は感じています。

さらには、恋愛とまったく関係のない義理チョコや自分へのご褒美チョコレートが店頭に用意され、学生たちが「友チョコ」を手作りして交換しあう状況になっているという、冷静に考えるほどハチャメチャで誰得でもない(メーカーだけが美味しい)風習と思いませんか。

せめてこの風習が男女逆だったらストレスのない、自然な流れになるんだろうなと常々思います

②-2 不満やモヤモヤが生まれる理由はプレゼントのお返しに期待するから

女性が男性からのプレゼントに不満を持つ理由は、ズバリ

お返しに期待するからです!

そもそも、プレゼントは相手にお返しを期待して贈るものではありませんよね

あなたにプレゼントのお返しをしなければいけない義務はどこにもないのです。

ですから、相手にお返しを期待する心を捨てることが、モヤモヤから解放される一番の解決策です。

お返しを期待するくらいなら、あげない方が(余計なモヤモヤ感情が生まれないので)マシです。

見返りを求めれば、その心はプレゼントを通じて届きます。

見返りを求める人に限って、背伸びしたプレゼントを贈って期待値とハードルを勝手に上げたりするものです。

暗にそれ以上のプレゼントを要求しているのです。

受け取った男性からすれば、そんなプレゼントはありがた迷惑です。

では、お返しがなくてモヤモヤする場合はどうすれば…って?

それは論外ですね

プレゼントした時点で、「お返しはない」ものと想定しましょう。

お返しがなければ、それまでのことです。

男性の多くはイベントやプレゼントのやり取りに興味がなく、単にど忘れしているケースもままあります。

先述したとおり、プレゼントはお返しを期待して贈るものではありませんから、お返しがないと怒るのはお門違い。

その他の要因としては、

  • お返しを買う資金もない貧乏男に貢いでしまっている

  • あなたにお金や時間を費やす必要性を感じないと思われている

  • あなたの「お返しへの期待」しか伝わらず、ゲンナリしてしまった

などが挙げられるでしょう。

いずれも、相手よりあなたの気持ちの方が強いケースです。

お返しがないことを前提としておけば、

お返しがあるとそれだけでありがたいと思えますし、どんなものでもないよりマシと謙虚に受け取れます。

間違っても、プレゼント内容に不満を言ったり、お返しがないと不満げな態度をとるのはNGです。

②-3 受け身を心がければモヤモヤは生まれない

お返し的なプレゼントで、女性がモヤモヤを解消するためのもうひとつの方法は

男性に対し受け身側に立つことです。

先に彼の誕生日があったとしても、バレンタインデーがきたとしても、自分から先にプレゼントを贈ることはしないということです。

男性から贈られるのを待ち、もらったらそのお返しをするという順番に回るのです。

何もしないのが心苦しいのであれば、本当に見返りを求めない、相手に負担を感じさせないレベルのプレゼントやお祝いをすればよいのです。

男性は女性からプレゼントがなくてもがっかりすることはほとんどないと思います。

男性とフラットな関係を作った上であなたが何かを贈られることがあれば、

心構え:その1(前回記事)で紹介したように、それは純粋なギフトであり、好意の表れです。

恋愛上手になるためには、女性が男性を追いかける側になってしまう状況はおすすめしません

男性はハンターであり、女性を追う生き物です。

逃げれば追うし、追われれば逃げます。

追いかけてこない男性を追いかけると、あなたがずっと追いかけ続けることになるのです。

もし、あなたがずっと追いかけ与え続ける側で満足できるなら、プレゼントのお返しがなくても何とも思わないはずです。

自分からプレゼントを贈ったり、追いかけないと繋ぎ止められないと感じるようであれば、その男性はあなたを幸せにできません。潔く手を引きましょう。

【まとめ】心構え その2

②のケースについての心構えをまとめます。

心構え:その2

◎男性が女性に対し、借り意識やプレッシャーを感じて用意したプレゼント
特別な思い入れはなく、借りを返し、プレッシャーから解放されたいためのもの

◎プレゼントは相手にお返しを期待して贈るものではない
=お返しを期待する心を捨てることが、モヤモヤから解放される一番の解決策

見返りを求める心はプレゼントを通じて届く。見返りを求めてプレゼントするならあげないほうがマシ。お返しがなければそれまでのこと。相手に不満を感じるのはお門違い。

男性は借りを返すため、プレッシャーから逃れるためにお返しをします。

そのプレゼントは自分が不利になる状況を極力避けるためであり、あなたを喜ばせるためではありません。

プレゼントのお返しすらないという反応かもしれません。

当然、あなたはモヤモヤするでしょう。

でもそれは、あなたの期待心から生まれた産物なのです。

【ケーススタディ】彼への誕生日プレゼントでドン引き&本心を見透かされた事件

今回のエピソードは、以前付き合っていた彼への誕生日プレゼントを通じて「見返りを求めていた自分」を見透かされた、イタイ話です。

私は人にプレゼントをするのが大好き。

プレゼント探しをすることも大好きで、小学校の頃から友達の誕生日にはプレゼントを用意して自分の家でパーティを開いたり、好きになった男の子にも積極的にプレゼントをするタイプの人間でした。

(両親共に頻繁にプレゼントを贈る人だったことも影響していると思います)

今回の記事で解説したところの、ダメダメパターンの王道を地で行っていたわけです(笑)

恥ずかしながら、例を挙げたらキリがないほど(汗)

振り返ればそれらはすべて裏目に出ていたのですが、当時から、プレゼントが好きで当たり前のようにやっていたという認識でしたので、

心の底では見返りを求めていたことを自覚したり、逆効果でしかなかったことを、なかなか悟ることができませんでした。

それに否が応でも気付かされたのがこの事件です。


同い年の彼と付き合って半年ほど経った頃、彼の誕生日がありました。

当時の私は、「結婚」の二文字が頭から離れないアラサー女。

一方の彼はいわゆる超イケメンで、ものすごくモテる人だったのですが

メンヘラ気質で振り回されることが多く、私はいつも精神的に不安定でした。

たびたびケンカしたり、別れ話も出る仲でしたが、年頃だったので早く結婚して落ち着きたいという焦りもありました。

そんな中でやってきた彼の誕生日(私の誕生日よりも先に訪れました)。

私は前々から彼が欲しがっていた、そこそこ高額な時計をプレゼントすることにしました。

彼自身、その店を訪れては買おうか悩んでいたものです。

きっと喜んでくれるだろうと思いました。

誕生日当日、デートをしながらその店に一緒に行き、

これ、誕生日プレゼントに買うね

と伝えると、彼は

え?マジで?これ高いじゃん
自分で買うからいいよ

とかなりうろたえました。

いいのいいの誕生日だし

といいながら、彼を尻目にレジに向かい、そのままプレゼントとして渡しました。

渡した後も、彼はずっと

本当に買っちゃったよ。
ああーいいのかなほんとに
お金やばくない?

などとあたふたした様子。

私は私で、欲しがっていたものをあげたのに、どうして素直に喜んでくれないのかなと思って少し悲しくなりました。

そのまま街を歩いていると、彼が唐突に女性向けのお店に入っていきました。

何か気になるものでもあったのかなと、後を追いかけ店内にあった服などを見ていたら、

この服似合うんじゃない?
買ってあげるよ

と言い出したのです。

たしかに可愛いけどちょっと高いし(万単位)いらないよ

いいよ気にしないで。
さっき高いプレゼントもらったんだしなんか買わせてよ

そういって、彼は服を買うなりそそくさと私に渡しました。

プレゼントを渡した時の彼は明らかに引いていて、焦っている感じがあったし、

私に服を買った後の彼は、どことなく解放感があったように感じました。

その後、レストランでディナーをしていると、彼が元カノの話をし始めました。

その元カノと今も連絡を取り合っていて、たまに会っているというのです。

私を怒らせてその反応を伺う、いつものパターンです。

はじめのうちは適当に受け流していましたが、

次第に精神的に疲れてきて、

もう限界。別れたい

と別れ話を切り出すと、

ちょっとまってよ
婚約指輪ほしかった?
今から買いに行く??

と言われたのです。

この時、私は虚を衝かれたと同時に、ものすごく顔が赤くなるのを感じました。

婚約指輪ほしかった…?

そうです、私の本心は、正にそれだったのです。

見透かされた心、核心を突いた言葉に目をまん丸にして、顔は真っ赤になっていたと思います。

私はようやく理解しました。

彼は、そこそこ高価なプレゼントをした私が、それ(プロポーズの婚約指輪)を見返りに求めていると受け取ったのです。

だからあの時ドン引きして、焦っていたのです。

そして、その重い要求、プレッシャーに耐えられず、

すぐにお返しを買ったり、私に元カノの話をカミングアウトして牽制したのです。

その彼とはまもなく別れました。

今でも思い出したくないほど苦い過去の1つですが、

彼は私に貴重な気づきを与えてくれました。

それ以来、私は誰かにプレゼントを用意する際は、見返りを期待していないか、相手にプレッシャーを与えない内容か、自分に問いかけるようになりました。

まだまだ修行中ですが


いかがでしたでしょうか?

こうした、男性からのプレゼントにモヤモヤしないための心構えは、確実に恋愛リテラシーのレベルアップにつながります!

次回は、男性が女性に対し、負い目や謝罪の気持ちがあって用意したプレゼントについて解説していきます。

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この記事を書いた人

「ハッピー!」な人生を歩むために七転び八起きする幸せクリエイター。
日々を幸せに過ごすために役立つ情報や子育ての日常を自身の経験をもとに発信しています。すべての経験は幸せに続くと信じて「ハピネスリテラシー」を向上させていきましょう☆

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