【はじめに】この記事はこんな悩み・関心を持つ人におすすめ!
- 男友達、恋人、夫からもらったプレゼントが微妙…
- 期待していたプレゼントが、期待値以下の内容でテンションが下がった
- もらってうれしくないプレゼント、どう反応したらいい?
- 先に奮発してプレゼントをあげたのに、お返しがしょぼくて不満
プレゼントを贈るのももらうのも大好き!
プレゼント選びもリサーチ抜かりない、
ゆにこん@幸せクリエイターです。
今回から、メンタル美人に近づくための思考について連載していきます。
私の経験がみなさんの恋愛リテラシーの向上に役立つと幸いです♡
今回のテーマは「プレゼント」
去年のクリスマス前、Twitterである女性の投稿が物議を醸しました。
この記事を執筆しようと思ったきっかけです
2ちゃん創設者のひろゆきさんが引用RTしたこともあって、炎上に発展したこの投稿。
ご覧になったあなたはどのように受け止めましたか?
この投稿に関する見解やポイントについては追ってケーススタディとして紹介するとして(→リンク)、
今回、男性からのプレゼントに対する女性の心のモヤモヤを解消するための3つの極意を、エピソードを交えて紹介していきます。
読みごたえ満点の、
渾身の書き下ろしです☆
プレゼントに対する男女の意識はまるで違う
あなたはプレゼントをもらったりあげたりする行為が好きですか?
女性であれば、ほとんどの人が好きと答えると思います。
一方で、ほとんどの男性は、好きではないと答えるでしょう。
「えっ?」と思いましたか?
まず、プレゼントに対する男女の感覚の違いについて説明します。
この違いはどういった意識からくるのか?
わかりやすい例として、同性間のプレゼントを思い浮かべてみましょう。
女性にとってプレゼントとは、コミュニケーションツール&存在価値の証明
女性は、誕生日プレゼント、友チョコ、旅行のちょっとしたお土産など、どの世代でも頻繁にプレゼントしあう傾向がありますよね。
女性にとってプレゼントとは、自分の暮らす環境やコミュニティでの円満な関係を構築し、継続するためのコミュニケーションツールと捉えることができます。
女性にとってプレゼントを贈る行為は、相手の存在を大切に思っている、受け入れているという気持ちを表したものといえますし、プレゼントをもらうと、相手に自分の存在価値を認めてもらったような感覚を抱くのです。
大阪では、見知らぬおばちゃんが「あめちゃんいる?」と飴を渡してくる文化があるといわれています。
それも、気さくにコミュニケーションするための魔法の道具(プレゼント)といえるでしょう。
私も「あめちゃん」をもらったことがあります☆
男性にとってプレゼントとは、損得勘定&貸し借り意識を作る煩わしいもの
一方、男性は女性のように頻繁にプレゼントしあうことはありません。大概自分が欲しいものは自分で買うというスタンスがあり、頼んでもいないものを突然もらっても、うれしさより戸惑いの気持ちが勝るのです。
男性が男友達の誕生日にプレゼントを交換しあうなんてめったに聞きませんし、ホワイトデーに男友達同士で友クッキーを交換していたら、異様な光景だとすら感じませんか?(笑)
大抵の男性にとってプレゼントとは、単なるモノの損得勘定であり、その価格が高く、頻度が多いほど重荷(プレッシャー)でしかありません。
言い換えると、男性にとってプレゼントをもらう行為は「借りを作る(貸しを返してもらう)」、プレゼントをあげる行為は「貸しを作る(借りを返す)」という感覚に近いのです。
ですから、男性同士で頻繁にプレゼントしあう機会はほとんどないというわけです。
◎女性にとってのプレゼント
=コミュニケーションツール&存在価値の証明
◎男性にとってのプレゼント
=損得勘定&貸し借り意識を作る煩わしいもの
男性からのプレゼントにまつわる女性の不平不満の多くは、このプレゼントに対する認識のズレから起きていると私は確信しています。
この視点を持つと、同性間のプレゼントなのか、異性間のプレゼントなのかによって持つべき認識が大きく変わるはずです。
もちろん、すべての男女がこの考え方に当てはまるわけではありません。
プレゼントをすることが好きな男性もいれば、
プレゼントのやりとりが煩わしくて嫌いという女性もいると思います。
ですが、大まかな傾向として、
男性は、プレゼントというものに対して
使うお金がもったいないな
お返しを考えるのが面倒だな
期待値に答えるのが憂鬱…
そんな本音を抱くものなのです。
この男女の考え方の違いが根底にあることを知るか知らないかで、
プレゼントを受け取った時の反応や解釈の仕方に広がりが生まれます。
何事にもいえることですが、
自分のかけている色眼鏡をいったん外し、
さまざまなパースペクティブ(さまざまな角度や立場からものごとを見る視点)を持つことが、
心の柔軟性を高めメンタル美人に近づく秘訣です☆
次回は、男性からのプレゼントには3つのパターンがあること、それぞれのパターン別にモヤモヤしなくなるための心構えを解説していきます☆
【追記】「Canal 4℃プレゼント炎上事件」の見解とポイント
この追記は、【目指せメンタル美人】男性からのプレゼントに不満を抱く女性が知っておきたい3つの心構え を連載するきっかけとなったツイートについて、本編とは別にその見解やポイントをお伝えするものです。
こののツイートでは
①30歳の独身女性が、
②男性からプレゼントでCanal4℃(中身はオルゴールに入ったネックレスでした)をもらい、
③素直に喜べないでいる
ことがわかります。
私はアラサー女なのに、(若い子向けのエントリーブランド)Canal4℃のプレゼントとは…。いったいどう反応しろと?そんな餌で喜ぶ子どもでもなければ安い女でもないんですけど…?というかこのセンス、いい歳して女性にプレゼントをしたことがないのか…?こんなん使えないしもらっても困るわぁ…。
そんな心の叫びが聞こえてくるツイートです(笑)
彼女の言い分は以下のとおり。
- 男友達から急にアクセサリーのプレゼントをもらって困惑
- 恋人関係でもないのにアクセサリーをプレゼントする時点で相当ハード
- そのわりに自分の好みもリサーチせず適当に選んだ感じも問題
- 高級ブランドだったらよかったということでもない。真意が読めなくて素直に受け取れない
この一連の投稿は、プレゼントとは何かを考える上でとても参考になるケーススタディです。
どんなに素敵な、どんなに高額なプレゼントでも人の心は変えられない
冒頭の彼の敗因が、
年齢不相応なブランドのチープなプレゼントだったことが原因だと仮定します。
では、年齢に見合った、彼女好みの高価なプレゼントであれば、彼女は喜び、彼の想いは受け入れられたのでしょうか?
ハイブランドだったらよかったわけではない、と彼女自身が主張しているとおり、
答えは、NOといえるでしょう。
フォーカスすべきは、プレゼントそのものではなく、プレゼントに込められた「想い」だからです。
例えば、
大ファンのタレントや歌手から、特別なファンへと、ユニクロのTシャツをもらったらどうでしょう?
こんなどこでも売ってる安物のTシャツなんかいらない、と思いますか?
半径1m以内にも近寄ってほしくないほど苦手な異性から、
喉から手が出るほど欲しかった大好きなブランドの指輪をもらったらどうでしょう?
手放しに喜べますか?
プレゼントは、どこまでいっても、受け手から送り手に対する感情フィルターを通して解釈されるもの。
「プレゼントの商品価値」と「プレゼントに託された想いに対する反応」は、切り離すべき別物なのです。
プレゼントで相手の心を買うことはできない
プレゼントを選ぶとき、肝に銘じてほしいのが、この事実です。
あなたがどんなに背伸びをして高額な商品を買い求めプレゼントしても、
それによって相手の心が変わることはありません。
相手は、「なぜ」それを自分にプレゼントするのか、その理由(あなたの想い)にフォーカスするのですから。
プレゼントで人の心を買おうとしても、何も得ることができないと断言しましょう。
見返りを求めるのはお門違いですし、
相手に負担をかけるプレゼントは単なる気持ちの押し付けでしかありません。
下記のケーススタディは、高価なプレゼントで私の心を買おうとした?男性の話です。あわせてご参考くださいね。
プレゼントはあくまでも思いを伝える道具にすぎない
プレゼントには、渡す側の「何らかの想い」が上乗せされています。
中身はケースバイケースですが、先程の男女のケースでは、クリスマス前に2人きりで会っていることから、2人はそこそこ仲が良く相手に好意を持っていることは確かです。それをふまえると、
◆Canal4℃のプレゼントを用意した男性
=クリスマスで盛り上がる時期に、思い切って彼女に好意を持っていることを形にした
⇒今以上の関係を望むためのプレゼント
◆コーヒー豆のプレゼントを用意した女性
=彼氏がいない自分を飲みに誘ってくれることへの日ごろの感謝の想いを形にした
⇒今の関係の継続を望むためのプレゼント
といえるでしょう。
ことの顛末を見れば明らかなとおり2人の間には温度差があり、
男性のプレゼント作戦はこの時点では失敗に終わっています。
しかし、その敗因は、プレゼントがCanal4℃だったからではないと私は考えます。
議論するうえで勘違いしてはいけない重要なポイントです!
彼女がもし、プレゼントをもらった時点で同等以上の好意を男性に抱いていて、付き合いたい、結婚したいと思っていたのなら、
あのプレゼントは下のように、まったく逆の解釈になっていた可能性が高いでしょう。
「あの…ついに…私にも…この時が…きた…!!(30歳)」
三十路女がクリスマス前に、突然Canal4℃のプレゼントをもらった…。これはつまり、次のステップに進むサインっていうことだよね??どんなプレゼントを用意していいかわからないなりに、私のために店員さんに相談したりして探したのかな。オルゴールに♡のネックレスとはずいぶんピュアだこと!10代の頃の恋愛気分になってきたぞ!笑
どうでしょう?
女性が相手の気持ちを受け取る準備ができていたのなら、投稿もきっとこのようになり、展開も180℃変わったはずです。
そして、フォロワーたちから頑張れ!応援するよー!おめでとうー!等々の祝福をもらい、
Canal4℃のイメージもプラスになっていたことでしょう。
つまり女性は、プレゼントをもらう時点で
相手に対してNO THANK YOUだったから、
プレゼントにもダメ出しできたのです!
Canal4℃には何の落ち度もなければ罪もなく、たまたま選ばれ、語られる媒介がそれだったというだけのことなのです。
プレゼントは、あくまでも思いを伝える道具にすぎません。
男性はプレゼントに想いを乗せる前に、まだ踏むべきステップがあったのでしょう。
クリスマスという雰囲気に乗せられて、進展を焦ったのかもしれませんね。
プレゼントの内容によって相手の真意を推し量ったり、見返りを求めるのも邪道です。
冒頭のツイートは、ひろゆきさんが取り上げたこともあって大炎上しました。
ひろゆきさんのいうこの作戦、
プレゼントは必ず渡す側の「何らかの想い」が上乗せされ、相手との関係において、何らかの成果を期待するもの、という前提に立つと、まったく得策とはいえないことがわかると思います。
あなたが「相手がこのプレゼントでどんな反応をするか試そう」という思いを乗せたプレゼントが、
どんな成果をもたらすのか想像してみてください。
「この人は、モノで私を試そうとしたのね」という成果が相手に伝わるだけです。
逆の立場に立って想像すれば、
そんなことをしようとは思わないはずです。
余談ですが、
その後、彼女は炎上を受けて本人(プレゼントを購入した友人男性)の耳に入ることを懸念し、自ら状況を告白。
彼女の謝罪に対し、なんとも器の広い反応。とても素敵な男性ですね。
私個人としては、この男性の反応を見ただけで、結婚推奨したくなります(笑)