2021年1月開設!

【40代の歯列矯正】歯は抜きたくない!矯正するならマウスピース型「インビザライン」がいい!と思っていた私がワイヤー矯正+抜歯を決断するまで(後編)

<前編>を読んでいない方は、こちらからどうぞ↓

<中編>はこちらから↓

目次

経緯⑧ 新候補の「C」矯正歯科のカウンセリングは、ワイヤー矯正一択の提案

「C」矯正歯科の無料カウンセリングを受けた結果、「A」とほぼ同じ内容となりました。

  • 上顎前突(上の歯が前に飛び出している。いわゆる出っ歯)
  • 過蓋咬合(上の歯が下の歯に被さり、下の歯が隠れてしまう噛み合わせ)
  • 叢生(そうせい:歯並びが凸凹)
  • 上の一部の歯が異様に大きく下に下がっていて、前後の動き(歯ぎしり)をロックしているのがネック。
  • 唇は閉じているが、顎に力が入っている(オトガイ筋の緊張による、顎に梅干しのようなシワ)。
  • マウスピースの矯正は、おすすめしない。
  • 抜歯は必須。上下2本ずつ。顎が小さいので、抜かないと歯が引っ込まない。

「A」矯正歯科と違う点として、「C」矯正歯科では明確にワイヤー矯正一択を提案されました。

「C」の先生も、前回カウンセリングしたインビザライン専門歯科「B」と同様、インビザライン認定医でダイヤモンドプロバイダーを取得しており、全国各地で講演も行っていて経験は豊富です。

その先生が、

歯医者さん

ゆにこんさんの場合、上顎前突といって上の歯が前に出ている状態なので、引っ込めるのに相当強い力が必要です。
下に下がっている歯を上に(歯茎の方に)垂直方向に戻すのも同様に結構な力が必要です。

歯医者さん

ちょっと歯並びのガタガタを整えたいとか、抜歯が不要で、顎のラインをそのまま維持して矯正する場合はインビザラインでスムーズに矯正できますが、歯並びを整えるために抜歯が必要で、出っ歯をぐっと引っ込めたり、歯を上下垂直に動かしたり、捻れた歯を正しい方向に戻すにはインビザラインでは力不足で時間もかかるので、その場合はワイヤー矯正が正攻法です。

との意見でした。

なぜ私のような抜歯・強い矯正力が必要な歯並びの場合にマウスピース矯正(インビザライン)よりもワイヤー矯正がおすすめなのか掘り下げてみると、
「ワイヤー矯正は治療状況に応じ、医師の判断で複数の選択肢が持てるので治療の柔軟性が高い(軌道修正がききやすい)」側面も挙げられると思います。

マウスピース矯正は、基本的に型取りしたあと完成イメージまでの型が一気に作製され、定期的に付け替えていく方法になります。例えるなら、あらかじめ敷かれた1本のレールを一気にひた走るイメージです。

一方、ワイヤー矯正の場合は、1本1本の歯の状況にあわせたカスタマイズ治療が可能です。
道中に事故があれば違う路線やバスに乗り換え、遅延があっても全体でスピードを調整しながらゴールに向かう、そんなイメージです。

治療中は、検査や治療計画の時には気づかなかった問題が発見されたり、計画どおりに歯が移動しないこともままあります。
そういうトラブルが起きた時に、医師の経験値の差が対応に現れると思います。
経験豊富な医師であれば、過去症例に基づき適切かつ柔軟に善処してくれますが、経験の浅い医師だと、そもそも問題に気づけない、問題が起きてもスルーする、うまく解決できないまま終了されるといった危険がありますので注意が必要です。

経緯⑨ 歯列矯正の目的は、見た目だけでなく“健康寿命を延ばす”こと

追加で気になっていた質問を投げかけてみました。

Q.矯正すれば、食いしばりによる頭痛はなくなりますか?

歯医者さん

食いしばり自体は歯の問題ではなくストレスなどで無意識に起きるものなので、食いしばりを完全になくせるかというと難しいです。
今は、噛む力が奥歯に一点集中している状態で、その力が強すぎて頭痛を引き起こしているので、矯正によって上下の歯の接触面が、奥歯以外にも均等にあたるようになると、噛む力も分散されるので痛みは緩和されると思います。

Q.歯の一部がいつも舌にあたって落ち着かないんですが、歯が舌にあたらないようにできますか?

歯医者さん

一部の歯が大きく、内側に出ている状態なので、これは矯正によって歯並びを整えればある程度解決できると思います。
ただ、舌の位置は一旦気になりだすとずっと気になってしまうという意識の問題もあると思います。


ここまでは、「A」矯正歯科の先生も同じスタンスだったと思います。
私は、「C」の先生にも、「A」矯正歯科と同じように、私の矯正おすすめ度を伺いました。

「C」矯正歯科の先生は、
「歯の健康寿命の観点から、矯正をした方がいい」と断言されました。

「A」と同じような回答(10段階中4くらい)であれば、矯正は見送ろうと思いましたが、
「C」の先生が歯の健康のためという、私と同じ視点で矯正を勧めてこられたことで、気持ちが大きく動きました。

さらに、私の奥歯の状態を下のように説明されました。

歯医者さん

今の時点でかなり奥歯がやられてしまっています
今、奥歯はほとんど銀歯や被せ物をしていますが、表面がすり減って平らにツルツルになってしまっているのがわかりますか?これはそれだけ歯ぎしりがひどいということです。
銀歯になる前の段階ですでに歯がななめにすり減っているので、それまでも相当強い力で食いしばりをしていて、それによって歯に小さなヒビが入って虫歯になりやすい状態だったと想像します。

歯医者さん

このままの状態で年を取っていくと、ゆにこんさんの場合、一番最初に奥歯がだめになると思います。
奥歯は歯の中でも特に大事な歯ですが、一度だめになってしまうとリカバーが難しいので、できる限り奥歯は大事に残していくことが重要です。

今まで、奥歯について、このような指摘をしてくれる歯医者さんはいませんでした。

今まで気づきもしないことだらけで、目からウロコの連続でした!
奥歯が全滅(虫歯治療→銀歯など)したのも、食いしばりによってできたヒビが要因の1つだったとは…。

奥歯に対する危機感を非常に強く感じての意見をいただき、
実直で寡黙な職人肌という印象もあいまって、
「この先生だったら信頼できそう、頼れそう」と感じました。

(口コミや評判ではなく、実際に会って話して感じたインスピレーションは、過去の経験上、当たると思っています)

そして、無料カウンセリング当日に、精密検査(有料)を申し込みました。

次回は精密検査の具体的な結果をレポします。
記事はこちら↓

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この記事を書いた人

「ハッピー!」な人生を歩むために七転び八起きする幸せクリエイター。
日々を幸せに過ごすために役立つ情報や子育ての日常を自身の経験をもとに発信しています。すべての経験は幸せに続くと信じて「ハピネスリテラシー」を向上させていきましょう☆

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